なぜ船にブリッジ(橋)があるのか
さて、船長室のそのまた前方、つまり船のいちばん見晴らしのいい場所が、ブリッジ(橋)です。
ナビゲーション・ブリッジ(航海用船橋)とも表現しますが、普通はブリッジ(=操舵室)とよんでいます。
操舵室なのになぜ橋なのでしょうか。
最新型の船ではわかりにくいのですが、1940年頃までに建造された船を前方から見ると、操舵室の両脇に大きく張り出した部分が目につきます。
これをウイングといいます。
このウイングから接岸や離岸のときに船長が身を乗り出し、船が岸壁にぶつからないように、前後を見やすいように造られているのです。
このウイングは両手を広げた橋のように見えることから、ブリッジとよばれ、日本語に訳されるときに「橋」では収まりが悪いので、船橋となりました。
