デジタルとは・・・
西部劇を見ると、遠く崖の上で煙が細くなったり太くなったり、あるいは煙が上がったり消えたりするシーンがあります。
もっと近い例では、戦争映画やスパイ物で光を点滅させて意思を伝達するシーンをよく見ることがありますが、これらはいずれも情報(意思)を信号に換えているのです。
光ファイバーによる情報伝送も同様に、光を点滅させて意味づければよいのです。
このような方法による通信は、先にふれた狼煙が原点と考えられますが、通信史のなかではフランスのシャップが腕木の信号機でフランス革命の様子をいち早く知らせたのが古いでしょう。
次にモールスの発明した電信機だといわれますが、実際にはそれ以前に実用化されていたようです。
モールスはモールス符号で知られている通り「トン」と「ツー」という短音と長音を組み合わせて符号(信
号)化した人、と考えたほうが正しいと思います。
それはともかく、実は2種類の組合せという考え方は、今日のデジタル方式と同じところに立脚しているのが面白いですね。
時計にはデジタル時計とアナログ時計があります。
いま、あなたが腕時計をはめておられるならば見ていただきたいのですが、時計に針(短・長針、また秒針のついたものもある)があるでしょうか。
それとも針はなく、<10:00>と数字で時間が表示される時計でしょうか。
この場合、前者はアナログ、後者がデジタル時計です。
デジタルの語源は「ディグ=指」で、「指で数える」という意味があります。
そこからデジタルとは「数字(数値)化する」ことを意味します。
余談になりますが、最近はファッション時計の1つとして長・短針のついたアナログ時計とデジタル時計をひとつにした製品があります。
これは「厳密にはデジタルだ」という意見と「デジ・アナ時計だ」という意見に分かれているようですが、機構部分がどうなっているかによって決めるべきでしょう。