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   <title>船で世界一周</title>
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   <title>デジタルとは・・・　4</title>
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   <published>2010-09-01T01:43:45Z</published>
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   <summary>半導体技術は、いまや日本のお家芸となりました。 欧米諸国と&quot;半導体摩擦&quot;を起こし...</summary>
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      半導体技術は、いまや日本のお家芸となりました。


欧米諸国と&quot;半導体摩擦&quot;を起こしたほどです。


半導体はロボットやいろいろな産業機械、家電製品にまで使用されているくらいに身近なものとなりました。


特にコンピュータはもちろんのこと光ファイバーケーブル、デジタル化も半導体なしには考えられません。


昨今のコンピュータ時代の先駆けとなったのは、原子爆弾を開発したアメリカの「マンハッタン計画」をきっかけとして製造されたENIAC(エニアック)です。


その後、人口調査の集計をするために研究開発してきたのですが、とにかくこのENIACは1万8000本の真空管、50万本にも及ぶ配線から成るものです。


長さ30メートル、重量30トンというのだから、コンパクトなパソコンやオフコンを見なれた現在人にとっては驚くばかりですが、コンピュータのコンパクト化、性能・機能の向上は半導体の進歩にあります。


（1）第1世代コンピュータ(1945～57)


真空管を使用。


1945年にJ・V・ノイマンは、計算処理のプログラムを記憶させる方式(ノイマン型)を提案。


1949年にイギリスでEDSAC-1を作成し、今日のコンピュータ技術の基礎を築きました。


      
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   <title>デジタルとは・・・　3</title>
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   <published>2010-08-11T01:41:26Z</published>
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      たとえば、


&quot;10000001&quot;の信号を送信するにしても、0を6個続けて伝送しなくてもいいのです。


&quot;10……&quot;の0のあとに0が6個続くという記号をつけておきさえすれば、受信側がその記号にしたがって&quot;10000001&quot;に直してしまうのです。


このデジタル方式はファクシミリも同じで、文字や図の黒い部分を1、ホワイトスペース(余白)の部分を0とすれば、文字と文字の間がどんなにホワイトスペースがあっても、連続する0の数だけ記号をつけておけば、それだけ送信時間が節約できます。


そのうえ、書類を送信したとき、相手が交信中でも電話局の交換機に信号を蓄積して、相手の交信が終わると、ただちに送信することも可能になるのです。


デジタル方式で音声を伝送すると、アナログ伝送で1秒かかるものが0.00014秒ですみ、残りの0.99986秒間は空き回線となるので、それを利用して別の信号を送信することが可能です。


1本の回線を複数の人が同時に使用できるのは、この空き回線を利用するからなのです。


いまでは、家庭や企業にある1本の電話で数人の人と打合せができるようにもなりましたね。


      
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   <title>デジタルとは・・・　2</title>
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   <published>2010-08-01T01:37:17Z</published>
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      デジタル通信は、すべて&quot;0&quot;と&quot;1&quot;の2つの符号の組合せからなり、レーザー光が光ると&quot;1&quot;、消えると&quot;0&quot;と決められています。


もう1度時計を例にとると、デジタル時計は数字が1秒ごとに変わっていくのに対し、アナログ時計は時間の経過とともに、数値や量が連続して(切れ目なく)変化、表示されます。


つまり、デジタル方式は点滅の繰り返し、あるいは点と点の継続、あるいは凸凹の継続したものといえるでしょう。


つまり、アナログが十進法で、デジタルが2進法であるわけですが、その相違は次のようになります。



・十進法　　1　2　3　4　5　6　7　8　9　10・・・


・二進法　　01　10　11　100　101　110　111　1000　1001　1010・・・


この1と0であらわされるケタ数をビットといい、1秒間に送るビット数が増えれば増えるほど透明で澄んだ音、きめ細かな画像になるのです。


現在のデジタル方式は、1秒間に出てくる音波を8000回に分割して取り出し、それぞれの振幅の高低を2進法で256ステップに数値化。


その数値を伝送すると、受信側はその数値に最も近い音声の波形に戻します。


これをPCM変調といい、音楽好きな方は「PCM録音による」と表示されたレコードを聴かれたことがあると思います。


      
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   <title>デジタルとは・・・</title>
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   <published>2010-07-11T01:34:32Z</published>
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      西部劇を見ると、遠く崖の上で煙が細くなったり太くなったり、あるいは煙が上がったり消えたりするシーンがあります。


もっと近い例では、戦争映画やスパイ物で光を点滅させて意思を伝達するシーンをよく見ることがありますが、これらはいずれも情報(意思)を信号に換えているのです。


光ファイバーによる情報伝送も同様に、光を点滅させて意味づければよいのです。


このような方法による通信は、先にふれた狼煙が原点と考えられますが、通信史のなかではフランスのシャップが腕木の信号機でフランス革命の様子をいち早く知らせたのが古いでしょう。


次にモールスの発明した電信機だといわれますが、実際にはそれ以前に実用化されていたようです。


モールスはモールス符号で知られている通り「トン」と「ツー」という短音と長音を組み合わせて符号(信
号)化した人、と考えたほうが正しいと思います。


それはともかく、実は2種類の組合せという考え方は、今日のデジタル方式と同じところに立脚しているのが面白いですね。


時計にはデジタル時計とアナログ時計があります。


いま、あなたが腕時計をはめておられるならば見ていただきたいのですが、時計に針(短・長針、また秒針のついたものもある)があるでしょうか。


それとも針はなく、＜10：00＞と数字で時間が表示される時計でしょうか。


この場合、前者はアナログ、後者がデジタル時計です。


デジタルの語源は「ディグ＝指」で、「指で数える」という意味があります。


そこからデジタルとは「数字(数値)化する」ことを意味します。


余談になりますが、最近はファッション時計の1つとして長・短針のついたアナログ時計とデジタル時計をひとつにした製品があります。


これは「厳密にはデジタルだ」という意見と「デジ・アナ時計だ」という意見に分かれているようですが、機構部分がどうなっているかによって決めるべきでしょう。


      
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   <title>光ファイバーのあれこれ</title>
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   <published>2010-07-01T01:32:38Z</published>
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      光ファイバーのメリットをあげると、次のようなものがあります。


（1）伝送ロスが非常に少ない。


（2）従来のどの伝送方式よりも大容量の信号を伝送でき、かつ小容量から大容量までと融通性に富んでいる。


（3）漏話、外部誘導が無視できる。


（4）ファイバーの伝送特性は、温度に対してあまり影響されない。


（5）軽量でたわめることが可能なうえ、取扱い、敷設するにも有利。


（6）主要材料の石英は、地球上に豊富に存在するので省資源になる。


たとえば、国鉄の在来線と新幹線の違いみたいなものかも知れません。


また、パケット交換方式とは、端末機から送り出された情報は交換機に入って、ちょうど小包(パケット)のようにひとまとめにされて宛先を示すラベルを付けた形で受信側の交換機に伝送。


そこで小包をほどき、元の形に戻して受信端末機に伝送する方式です。


この方式の最大メリットは、1つのネットワークを共同利用するにもかかわらず、処理速度は人間の端末機操作に比べて非常に速いので、利用者には自分が専用のネットワークを使用しているようにみえることです。


      
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   <title>水先案内人の仕事</title>
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   <published>2010-06-18T03:25:50Z</published>
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   <summary>出港の1時間ほど前から、ブリッジは慌しさをまします。 すでに海図には航路が引かれ...</summary>
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      <![CDATA[出港の1時間ほど前から、ブリッジは慌しさをまします。

すでに海図には航路が引かれています。

陸上との無線連絡の回数は、時間を追うごとに増えていきます。

双眼鏡とトランシーバーを手にした制服を着ていない年配の人が、船長と頻繁に打ち合わせを繰り返します。

パイロット（水先案内人）とよばれるベテランで、その港での船の出入港を取り扱っています。

パイロットは船長経験者であり、その港のことなら、ナメるように知りつくしています。

この時間なら、どのあたりで潮流が変わり、どこに浅瀬ができるか・・・などといった刻々と変化する港の状況がすべて彼の頭脳にはインプットされているのです。

前部マストに「出港」の旗がひるがえりました。

一等航海士と二等航海士の姿は、このときブリッジにはありません。

一等航海士は船首に、海士は船尾についています。

彼らはトランシーバーでブリッジに、船の前後の状況を伝え、岸壁に結んだロープ(もやい綱)を巻き上げたりする作業を指示します。

操舵手は、操舵輪に軽く手をふれて立っています。

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   <title>なぜ船にブリッジ(橋)があるのか</title>
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   <published>2010-06-08T03:21:58Z</published>
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      <![CDATA[さて、船長室のそのまた前方、つまり船のいちばん見晴らしのいい場所が、ブリッジ（橋)です。

ナビゲーション・ブリッジ（航海用船橋)とも表現しますが、普通はブリッジ（＝操舵室)とよんでいます。

操舵室なのになぜ橋なのでしょうか。

最新型の船ではわかりにくいのですが、1940年頃までに建造された船を前方から見ると、操舵室の両脇に大きく張り出した部分が目につきます。

これをウイングといいます。

このウイングから接岸や離岸のときに船長が身を乗り出し、船が岸壁にぶつからないように、前後を見やすいように造られているのです。

このウイングは両手を広げた橋のように見えることから、ブリッジとよばれ、日本語に訳されるときに「橋」では収まりが悪いので、船橋となりました。

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   <title>オフィサーとクルーはどう違う</title>
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   <published>2010-05-18T03:19:06Z</published>
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      夜が明けました。

出港の日です。

気の早い乗客は、出港の数時間も前から乗船しはじめます。

乗船すると乗客たちは上の階へ、上の階へと案内されて自室に入ります。

キャビンは全室が海側配置(海に面している)だから、たとえ船が動いていなくても、展望台のようなベイ・フロントの魔望だ楽しめます。

そしてこの最高級のスイート・キャビンのさらに上の階にも、部屋があります。

船長室や機関長室、一等航海士などの部屋です。

「ふじ丸」はメイン・エントランスがアッパー・デッキ(2階)にあり、3階がパブリックスペース、4階から上の3階分がキャビンになっています。

エンジン音や振動から、できるだけ客室を離す方法がとられているのです。

ところで、船の乗組貝は、別格である船長(キャプテン)を除いて、次の2つに大きく分けられます。

航海士、機関士、通信士、事務長、事務員、船医などをオフィサーとよび、それ以外をクルーというのです。

日本流にいうと職員と部員という表現になりますが、このよび方も船と人の長い歴史を表しています。

      
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   <title>乗客6人に1人の乗員</title>
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   <published>2010-05-14T03:15:59Z</published>
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      クルーたちの居住区は1階(1デッキ)、B1階(2デッキ)、B2階(3デッキ)にあります。

B2階といっても地下室ではありません。

B2階のところが船の吃水線にあたります。

この日の船の乗組員は、船長以下105名。

ここから甲板部、機関部、無線部、医務部、それに調理場の中の人を除く65名が、直接、乗客をアテンドするわけです。

日本航空の場合、ジャンボ・ジェット機のキャビン・クルーは15名。

これで400名以上の乗客をアテンドします。

「ふじ丸」の船客定員は600名。

船の乗客に対するサービスの質の高さがわかりますよね。

人件費の安い乗組員を使う外国の客船では、船客数の半分くらいの乗組員が乗っている船もあります。

船は24時間体制の「動くホテル」でもあります。

ベッドメークからイベントの案内、売店まであるのです。

そこでスチュワードやスチュワーデスは、1人で何役もこなさなければならなくなります。

長い船旅の間に顔見知りになった若いスチュワーデスにたずねてみましょう。

彼女たちの「職住一致」の働きぶりを。

      
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   <title>船のスチュワーデス</title>
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   <published>2010-04-18T03:11:54Z</published>
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      <![CDATA[船は甲板部、機関長をトップとする機関部、それに無線部、医務部、そして直接、乗客と接する船客部に分かれます。

船客部のトップは飛行機と同じでチーフ・パーサーとよばれます。

チーフ・パーサーの下にパーサーがおり、スチュワード、スチュワーデスがいます。

これも飛行機と同じですね。

もちろん船のほうが歴史があることから推察できるとおり、航空業界が、客船のシステムをそっくりそのまま取り入れているのです。

飛行機には絶対に乗っていない職種、コックはどのセクションに属するのか・・・。

それはやはり船客部になります。

どの船にも名物料理というのがあります。

街のレストランで「シェフのおすすめ料理」というのと同じで、チーフ・コックの腕前は船の評価の一部とさえなっています。

「あのクルーズのときの食事が忘れられなくて」と、また、その船に乗ってくる人が多いのです。

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   <title>水の管理は一等航海士の責任</title>
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   <published>2010-03-18T03:09:08Z</published>
   <updated>2010-07-21T01:58:03Z</updated>
   
   <summary>食料と同様に、水の補給と管理も客船ならではの苦労です。 調理から洗濯、シャワー、...</summary>
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      <![CDATA[食料と同様に、水の補給と管理も客船ならではの苦労です。

調理から洗濯、シャワー、風呂、トイレにまで真水が使われます。

多いときは1日200トンもの水が消費されるのです。

この乗客にとって生命線でもある水の管理は、一等航海士をトップとする甲板部の責任なのです。

ところで、「ふじ丸」は客船として"船の旅"自体を楽しむために造られています。

現在の客船のほとんどは、クルーズ船なのです。

クルーズ船は"動くホテル"であるばかりか、"動くリゾート"でもあるのです。

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   <title>1日7回の食事サービス</title>
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   <updated>2010-07-21T01:58:03Z</updated>
   
   <summary>現在、世界のクルージングのメッカといえばカリブ海。 &quot;有名船&quot;たちが集合している...</summary>
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      <![CDATA[現在、世界のクルージングのメッカといえばカリブ海。

"有名船"たちが集合している地域です。

このカリブ海あたりで船旅を楽しむ外国人にとって、「キャビンは寝るだけの部屋」です。

ニューヨークなどのアメリカ東部、カナダから、せっかくのカリブ海の夏を満喫しようとやってきた人たちは、昼間はサン・デッキのプールサイドでデッキ・チェアにもたれ、夜はどこかのラウンジやバーでグラスを重ねます。

そして、1日中続くいろいろな催物に参加します。

その間に食事が出るのだから、部屋に戻る時間がないというのもうなずけます。

それだけに、食事の質が、その船の評価に直接結びつくのです。

「ふじ丸」でも、モーニング・コーヒーから始まって、朝食、モーニング・ブレイク、ランチ、アフタヌーン・ティー、ディナー、レイト・ナイト・スナックまで1日7回の食事サービスが用意されています。

<img alt="cal.jpg" src="http://immunecare.net/images/cal.jpg" width="300" />
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   <title>動くリゾート</title>
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   <summary>前日に船は港に入っていました。 白い船体には、かわるがわる黒い小柄なバージ(はし...</summary>
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      <![CDATA[前日に船は港に入っていました。

白い船体には、かわるがわる黒い小柄なバージ(はしけ)が取りついて、燃料油や水を補給します。

一方、陸側の船腹からは、生鮮野菜や肉や魚などが運びこまれます。

客船では、乗客にサービスするメニューが豊富です。

フランス料理、和食から、エスニック料理まで、すべてをまかなう食料は、たいへんな量になります。

船は、食料貯蔵庫と冷凍貯蔵庫を、いつも満腹にしてから出港します。

冷蔵庫と冷凍庫だけでも1000立方メートルと、ちょっとした倉庫並みの大きさ。

それでも長旅になると、生鮮食品は寄港地で補給することもあります。

客船でのクルーズ(周遊)旅行の楽しさはいろいろあって、人によっても、楽しみ方は違う。

しかし、だれもがあげるのは食事の楽しみなのです。

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   <title>出港</title>
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   <published>2009-12-18T03:58:13Z</published>
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      ドラの音が聞こえてくると、出港が間近にせまっていることがわかります。

客室を出て、右舷のプロムナードに向かいます。

通路に出ると、スチュワードがドラを鳴らしながら歩いています。

昔から続いている出港の合図です。

「本船は間もなく出港いたしますので、りの方は下船くださいますよう・・・」

とアナウンスも繰り返されます。

もう右舷のプロムナードは人がいっぱいになっています。

岸壁に並んだ赤い制服のブラスバンドが、軽快なマーチを演奏して見送ります。

だれかが手渡された紙テープを1本、送る人に向けて投げると、堰を切ったように、赤や青や白や紫のテープが舷側からこぼれ落ちていきます。

しかし、プロムナードは船の4階、高さにして水面から12メートルはあるから、テープをわたしたい人に届けるのは、なかなか難しいです。

海風が流れ落ちるテープを空に舞わせます。

全長150メートルを越えるテープの滝。

岸壁で遊んでいた子どもが、テープを身体に巻きつけて楽しそうにしています。

曲が「蛍の光」に変わったら、いよいよ港を離れるとき。

汽笛が野太い声をあげ、船は自分の力で横に動き、岸壁との間に青黒い海の溝ができます。

その溝はどんどん大きくなって、船と岸をつなぐテープを切っていきます。

岸壁から数十メートルの距離になると、船は船首を湾口に向けます。

出港。

巨体は加速すると驚くほどの速さで、岸壁の人影を小さくし、もう顔もわからないほどの距離となります。

ひたすら手を振りつづけます。

東京タワーがビルの間から、乗客を送っています。

      
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   <title>晴海埠頭</title>
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   <published>2009-11-18T03:54:33Z</published>
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      銀座からクルマで十数分のところにある晴海埠頭。

今日は、いつもと少し様子が違います。

庭園風の広場の海寄りに3階建ての白いビルがあります。

そのビルの向こうに、二まわりほど大きいビルが出現したように見えます。

進水したばかりの日本最大の客船「ふじ丸」です。

吃水線の上からだけでも、船の高さは、ビルに換算すると8階建てと同じくらいです。

船は、オレンジ色の煙突から、わずかに煙を出しています。

近くで見ると、洒落たホテルのよう。

潮の香りを胸いっぱい吸いこんで、タラップをのぼります。

その瞬間に船の旅はスタートします。

柔らかいじゅうたんとシャンデリア。

なによりも目につくのは、メイン・エントランスの中央にある大きな階段。

階段の手すりは、すべて金色の真鍮。

しかし、真鍮は錆びやすいもの。

そのため、毎日磨き上げる必要があります。

それでも真鍮を使うのです。

&quot;豪華客船&quot;たる伝統でしょう。

フロントでチェック・インします。

鍵を受け取り、エレベーターで上階の部屋まで上がります。

シティ・ホテルと同じ。

客室のあるフロアは、通路が船を貫くように通っています。

これも、ホテルと同じ光景です。

部屋に入ると、四角い窓から、夕陽を受けて赤く染まった東京湾が見えます。

数時間前までの都会の職騒は、ここにはもうありません。

      
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